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ドリーム愛ランド
日々の出来事を日記に書いていきます。
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そががが倒れる[終]
朝食を食べ、外に出る。

今日は1ヶ月ぶりの診察だ。

――人生を変えるような出来事は、思いがけないタイミングで現れる。

それがまさか自分自身に、まさに人生を変える程と思えた衝撃は、もう無い。

忘れてしまった。

顎やスネのかさぶたは消えたし、手の痛みもいつの間にか消えていた。

握力はまだ9割程だが、日常生活に支障はない。

反面、左手と小指の性能は2割増しでアップした。

見た目には9月以前と全く変わらなくなった。

ランニングを再開した。

軽快に走り出したのだが、一周1キロ、3周で一杯一杯になった。

以前は5キロくらいは何ともなく走れたのに。

それまで2年以上走り続けていたのに、2ヶ月休んだだけでここまで落ちるのか。

…改めて思う。

継続していることは、評価できない。

評価は結果でのみ、あらわれるのだ。

それは走り終えた時。

肺や脚が続かなくなって、スピードを緩めた時。

いつだってネガティブなタイミングで現れるのだ。

過程に、ましてや過去に意味はない。

そして2年の貯金が2ヶ月で尽きるように、これから20年続ければ2年分の走りなど取るに足らないものになるだろう。

――そう、今夜も走り出すのだ。
そががが倒れる[18]
とある月曜日――。

病院に行ったことで気分的に大きく安心した。

毎食、薬を飲んでいると、治療している気持ちになるのだ。

病は気からというが、こういう状況にならないとなかなか分からない。

まだプルタブは無理だが、ペッドボトルの蓋は開けられるようになった。

動かした方がいいのか、安静にしていた方が良いのか分からなかったので、診察で医者に聞いた。

医者「リハビリ出すのにもお金がかかるんだけど」

俺「……」

最後までお金のことを心配された理由は不明だ。

医者「テニスボールみたいなのを握ったり放したりして下さい」

俺「(えっそれだけ…)」

昼間寝ていたので、夜はなかなか眠れない。

深夜テレビで、おねがいマスカットという番組がやっていた。

以前も言ったが、テレビ番組に出てるAV女優は、5割増しで可愛く見える。

すぐさまDVDを借りに行きたくなる。

性欲が回復したというのは、体調も回復してきたということだろう。

思いっきり笑って気分もポジティブに…。

いや、スカッとしました。
そががが倒れる[17]
MRIの結果が出る。

医者「画像上で首の損傷は見られませんね」

との言葉にホッとする。

それなら痛みの原因は何かと言うと、

「転倒した際、頸椎が脳震とうのような状態になり、痺れているのでしょう」

確かにコンクリートにしこたま顎をぶつけたらしく、まだ傷が残っている。

(失神していたので、ぶつけた記憶は無い)

膝下も怪我をして大きなかさぶたになっている。

手の痛みの方が酷かったから、どちらもすっかり意識の外だった。

人間の苦痛や不幸というものは、程度ではなく、比較によって感じるようだ。

「どれぐらいで治りますか?」

医者が言わないのには理由があるのだろうが、あえて踏み込んでみた。

「一ヶ月ぐらいですか? それとも半年、一年」

答えは半ば予想通りだった。

「半年かかるかもしれませんし、ひょっとしたら明日治るかもしれません」

真実を隠しているのか、それとも本当に分からないのだろうか。

なお食い下がろうとする俺に、

「何とも言えません。時間はかかるかもしれませんが『気が付いたら治ってた』、そんな感じだと思いますよ」

…なるほど、そんなものかもしれない。

求めていた答ではなかったが、これ以上質問は無かった。

「それにしても」もう一度医者がMRI画像を見て言う。

「骨格が弱いですねえ」

えっ。

「肩こりとか酷いでしょう? 慢性的に悩まされるでしょう」

遺伝的に?

筋肉とかじゃなくて骨格の問題?

自分でもずっと知らなかった自分の欠点を指摘される。

最後に言われたこれまた対処不可能な一言に、何よりのショックを受けた。
そががが倒れる[16]
名前を呼ばれ、診察室に入る。

今回は整形外科に受診していた。

改めて状況を説明する。

どうやら一週間前、受診した時の電子カルテは、読んでいないようだ。

同じ病院なのだから、連携ぐらい取れていて欲しい。

CT画像や採血の結果も見ていないようなので、自分から話す。

というより興味が無さそうだった。

科が違うからだろうか…。

MRIの検査をすることになった。

頸椎の損傷は2週間ぐらい経たないと、MRIで出ないらしい。

医者「高いけど大丈夫?」

と言われたが、心配された理由が分からなかった。

払えなそうに見えたのか…。

検査室に行って、20分ほど狭い筒状の装置に入る。

音で調べているらしく、予想以上に大きな音がした。

検査の際はヘッドホンをする。

「3分づつ6回行いますが、その間、唾とか飲み込まないようにして下さいね」

と言われる。

「……」

言われると気になる。

「うっ…」

我慢していたが、どうしようもなくなって、途中何度か嚥下してしまった。

というより、喉が勝手に反応するのだ。

「失敗したのでもう一度やり直します」と言われないか、ビクビクしていたが、何とか検査は終わった。

コツは「何も考えないようにすること」だと知ったが、何度も受けたくはない。
そががが倒れる[一時休憩]
ブログを書いていても暗くなってきた。

暗い文章を書いていたら、暗くなるらしい。

改めて影響されやすい自分に気付く。

ということは暗いブログを読んで、暗くなる人もいるかもしれない。

それは全く本意ではない。

…何とかせねば。

改めて健康でいるのは大事だと思った。

言葉にすると実に陳腐だけれど、ここ数ヶ月の間に強く実感した。

体が元気ではないと、心まで元気が無くなる。

いわゆる闘病記というのは、どうやってこの沈鬱した雰囲気を解消させているのだろう?

分からない…。

ということで、あとしばらくですが、この話も続きます。