今はGWの真っ最中。
30分前のやりとりを思い出す。
「じゃあ何処いくー?」
ノリノリなのは、一昨日の晩、突然電話して来たイラマ女。
あの後、マキと何となく気まずかった。
…とはいえ、このBMは、コイツの家の車だから何も言えない。
「あたし大阪行きたいなぁ!」
と、イマラ女。
手がベタベタしてたやつだ。
明るい所で会うと、想像以上に若い。
その上セクシー。
歩く矛盾だ。
…本当に、この子だったっけ?
「あぁ、いいねーいいねー!」
調子よく相槌を打ったのは、打ち上げ花火で大層はしゃいでいた男。
…って、バカか!?
GWの真っ最中に、大阪とか有り得ないだろ…?
世間の常識っていうやつを知らんのか。
イマラの冗談に、打ち上げ野郎も乗るなよ。
イラマ「よしっ、決定ね♪」
…いいのか?
俺、知らないぞ。
あとお前ら、ちゃんと金持ってきてるんだよな?
俺は色んなセクシーイベントに備えて、多少持ってきたけど。
とりあえず新横浜まで出て、新幹線に乗ろうと車を走らせる。
やはり高級車は快適だ。
………。
……。
…。
そががが「って、名古屋まで来ちゃったよ!?」
快適過ぎて、つい東名を飛ばしてしまった。
渋滞とかしてないのか…?
結局、そこから新幹線に乗るのも何なので、東名阪で一気に大阪へ。
打ち上げ「運転大変でしょうから、俺が出しますよ」
行きの高速代は、打ち上げ男が全部出すと言う。
こいつ、結構イイヤツだな…。
(↑単純)
道中は和気あいあい。
予期していたエロチックでスパイシーな雰囲気など、全く無い。
本当にこいつら、土曜に色々あったやつらなのか…?
イラマ「免許持ってる人いて良かった〜。運転も意外と上手いし」
そうだろ、この平成生まれども。
(↑衝撃)
意外とは余計だけどな。
セックスの上手さと運転は比例するんだ。
そしてお前は今宵、俺の夜のドライビングテクニックも味わうことになるんだぜ。
今夜は俺のシフトレバー、幻の7速入れちゃうよ?
(次回、最終話「運命の二択」に続く)
