パソコンのスピーカーから音が流れ始める。
「『あっ! あっそこいいっ!! あっ……朋也くん……もっと来てぇ……!!』」
「ブッ!! な、何なんですかこれは!?」
露崎は驚きのあまり、口からレモンティーを吹き出す。
「何って……やってる最中だろ、どう考えても」
「それ位は分かりますよ。そう言う問題じゃなくって!!」
露崎は汚してしまったテーブルを拭きながら言う。
「とにかくホテルに入ってるってことが分かったから、良かったじゃないか。ま
さか青姦してるわけでもあるまい、グフフ……」
木村は気味悪い声で笑う。
「き、木村さん……」
露崎はあまりの衝撃で、何も言葉が出てこなかった。
「……それに良いアプ材にもなるしな」
木村がぼそりと言う。
「え、アプザイ?」
耳慣れない言葉に、露崎は聞き返す。
「いや、何でもない。こっちの話だ」
そう言ってニヤリと笑う木村の顔は、何とも不気味としかいえない表情だった。
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