黒人版エミネムと言われてブレイクした彼だが、この映画も黒人版8マイルと言えるかもしれない。
内容もまた、自伝的で、本人主演、底辺の生活からの脱却、と8マイルにそっくりである。
しかし、単なる二番煎じの作品ではなかった。
白黒の違いは、あまりにも大きい。
冴えなくてもカッコイいエミネムと違い、50centの半生は、あまりに暴力的で悲惨だ。
10代の頃から売人として生活し、マフィアの抗争、刑務所暮らしと、本当にノンフィクションかと疑う程、刺激的である。
そんな彼が子供を得て、ラッパーとして世に出ていく姿は、単なるサクセスストーリーに収まらない重みがあった。
全く期待せずに見たが、普通の良作。
ラストも8マイルと同じく、ライブシーンで終わる。
パワフルで圧巻のステージだが、ネイティブでない俺には、歌詞の意味がストレートに響いてこなかったのは、残念でならない。
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